今回の旅行では乗継で複数の空港を使ったので、エンブレルを手荷物で持ったまま移動してみた。
以前は保冷バッグに保冷剤と英文の薬剤証明書を入れ、検査場で保冷バッグを取り出し注射器が入っていることを自己申告していたが、今回は手荷物のショルダーバッグに放り込んだ状態で、あえて自分からは申告せず手荷物チェックを受けることにした。
通った空港は以下:
往路:成田空港⇒アムステルダム・スキポール空港(オランダ)⇒プラハ空港(チェコ)
復路:ワルシャワ・ショパン空港(ポーランド)⇒パリ=シャルル・ド・ゴール空港(フランス)⇒羽田空港
(※プラハと羽田では手荷物スキャンなし。パリではシェンゲン内の乗継のため本来はチェックなしで通過できるようだったが、ラウンジに寄るためセキュリティーエリア外に出たため、スキャンを受けた。)
結果
一度も何も言われず、セキュリティーを通過できた。
スキポールではかなり厳しくボディーチェックされたのだが、手荷物の注射器にについてはスルー。
スキャンに写っていないはずはないので、注射器を問題視していないのだと思う。注射器の針じゃ大した武器にならないという判断なのだろうか。
(これまで2度化粧ポーチの眉毛用ハサミを没収されているが、注射針よりも小ハサミの方が攻撃力があるのだろう。)
「注射が入ってるけど何の病気?」くらい訊かれるかなーと思ったのに、肩透かしだ。
ちなみに、今回も機内でエンブレルを使っていないが、本来は機内で使う医薬品について持ち込みが許可されているようだ。
「冷やしたい」「スーツケースが紛失したら困る」という理由を正直に申告したら許可してもらえるのかどうか気になるところ。
KLM(往路)
液体類の機内持ち込み
液体類は、1容器につき100ml(3.4oz)以内の少量であれば、機内持ち込み手荷物の中に入れることができます。
(中略)
ただし、以下はお持ちいただけます:
・機内で消費するベビーフード
・機内で服用する医薬品(処方箋または主治医の診断書をお持ちください)
・機内で消費する特別な食事
https://www.klm.com/travel/jp_ja/prepare_for_travel/baggage/restricted_article/index.htm
エールフランス(帰路)
機内へのお薬のお持ち込み
機内でお薬を飲む必要があるお客様は、お薬の正確な名称を示す処方箋と合わせて、必要なお薬をすべて機内持込手荷物に入れてお持ち込みください。
医療用注射器のお持ち込みは、処方箋がある場合に限りキャビンへの持ち込みが認められています。お客様の責任の下で注射器を使用してください。使用済みの注射器は機内に廃棄しないようお願いいたします。使用後に安全な容器にしまってください。
http://www.airfrance.co.jp/JP/ja/common/guidevoyageur/bienetre_sante/bienetre_sante_conseil.htm
これまで一度もひっかかったことがないので気が緩むが、厳しい時期や厳しい検査官に当たった場合は取り調べで問題がないことが確認できるまで拘束されて飛行機に乗り遅れる、というケースもあるようなので、航空会社に確認したほうがよいだろう。
以前試したルートの記録
・成田⇒モスクワ⇒アムステルダム
・成田⇒上海⇒バンコク
コメント
大変なんですね
コアラさん、お元気そうでうれしいです。
海外にお薬を持って行こうとすると、いろいろと大変なんですね。勉強になります。
私はこのところリウマチの状態が悪化してるようで、パソコンに向かう気になりませんでした。
一昨日アクテルムラを打ってもらって、やっと少し元気になった気がします。
コアラさんが世界を飛び回っている姿に元気をもらいます。お体お大事にして下さいね。
きみちゃんさん
いつもコメントありがとうございます!
体調が悪いときはパソコンに向かう気にもなりませんよね〜 私もそんなときは一日中ゴロゴロしています。
海外への薬の持ち出しは注射器じゃなければ大丈夫そうな気もしますが、大量に同じ薬を持っている場合などは質問されそうで嫌ですよね。長期の海外出張の方などはどうされているのでしょうかね?
今のところまだ体力が持つので海外に出ていますが、長時間の飛行機も辛いですし、将来的にはNHK BSの「世界ふれあい街歩き」で街を歩いたことにするつもりです♪