コロナ禍を2年過ごした今の状況

最後の投稿から10ヶ月も経ってしまった。

コロナ禍でニュースメディアを意識的に避けるようになり、ネットサーフィンも減り、リウマチ関連のトピックも追わなくなり、書ける情報も無かったからだ。その間何をしていたかというと、YoutubeとNetflixで7割、残りの3割が運動と国内旅行、そして刺繍。現実逃避できるコンテンツがいくらでも安価に手に入る時代でよかった。

コロナの話をしたくないのは、どの側面の議論でも何が正しいのかわからないし、そもそも楽しくないからだ。
今でいえば、日本人はこの先ずっとマスクを着けるべきなのか。
アメリカやヨーロッパでは既にマスクを外し大規模イベントも旅行も再開し人生を取り戻し始めているが、アジア圏では死者が少ないにもかかわらず様々な制限や自主規制があり、マスクを着けている。そして、だからこそ死者が少ないともいえる。でもずっと窮屈な生活を続けるのか、この先どうすべきなのか、どうなるのか見当がつかない。

なんてことを考えるときりがないので、考えるのを止めた。

そんな中でまさかのウクライナ侵攻が始まって、さらに気が重くなった。正直自分を含め多くの日本人にとってウクライナは遠い国で、侵攻によって日本人が受ける影響は限定的だと思う。
でもたまたま、隣の席の同僚がウクライナ出身で、家族はウクライナから出国できていない。
彼は気丈に仕事を続けていて、職場では家族の心配と日本への感謝の気持ちくらいしか語らないが、ふとした瞬間、心が締め付けられる。
当事者にしかわからない事柄について、どう声をかけて良いのかもわからない。

趣味である海外旅行にずっと行けないけれど、ドライブ中心の国内旅行は何度もしている。日本は幸い縦に長く気候や植生も様々でどこでも食事が美味しい国だが、国内旅行は何か少し物足りない。
何が物足りないのか自分なりに考えてみると、国内はどこへ行っても言語も通じて何でも手に入り便利なままで、不自由さや大きな驚きがなく、心に与える衝撃が少ないのだと思う。
海外に行くと勝手がわからず右往左往した上で、物珍しい景色や食べ物に出会う。そういう刺激がこの2年間、足りていないのだと思う。
贅沢な悩みだ。

海外旅行は無理でも、そろそろ何か自発的かつ能動的な活動をしなければとは思う。

尚、関節リウマチは良くも悪くもなっていない。

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