プラハの石畳の歩きにくさ

ヨーロッパには素敵な石畳の通りがたくさんあり、古い建物と相まって非常に素敵なのだが、旅行者の自分にとっては歩きにくいしスーツケースがガタガタするしで、困りものでもある。

今回の旅で訪れたプラハ旧市街・プラハ城周辺は、これまで私が行った観光地の中でも石畳率がいちばん高い街だった。

石畳といっても、石の大きさや埋め込み方は様々。
プラハの石畳はあまり平らではなく、凹凸が多いタイプ。石と石の隙間の埋め方も甘く、非常に歩きにくいのだ。

車道は大きめの石、歩道はかなり細かい石で素敵な模様が描かれていたりする。
大きめの石の場合、石と石の隙間が2cm程ある場合もあり、さらにコンクリートや土でぎっしり詰まっていれば良いのだがスカスカな状態が多い。

パンプスで歩くのは無理、自転車もタイヤが細いものは運転が難しそう。スーツケースのタイヤよりも溝の方が深く、引きずることもしばしば。

車いすの場合も大変だと思われる。

 

それに比べ、ウィーンの石畳はもっと平らで、プラハよりは歩きやすかったように思う。アルファルト舗装の歩道も多かった。

ポーランドのクラクフも石畳のある古い街だが、歩きづらさはなかった。

 

と、プラハの石畳の悪口のようになってしまったが、プラハはまるでアニメかおとぎ話のような景色で、また行きたいと思う街だった。

また、どこの街も古い石畳は観光スポットである旧市街が中心で、他は普通の舗装がされているようなので、一般市民が暮らすエリアでならそんなに困らないのかもしれない。

それにしても、プラハ城や展望台から見た茶色い屋根が並ぶ景色は壮観だった!
私のように徒歩で回るのではなく、トラム等を駆使すれば歩く距離は少なくできるはずなので、石畳のせいで行き先に選ばないのは勿体ない!

ちなみに、石畳には底が厚めのスニーカーが最適だと思う。いつも夏の旅行には軽めのフラットシューズと安定したローヒールのサンダルを持っていくことが多いのだが、今回は「暑くないだろう」という判断で履き古したスニーカーで行った。底の薄いものだと石畳の凸が当たって痛くなりそうだったので、結果的に底がしっかりとしたスニーカーで助かった。

 

プラハの石畳の例

一般的な通りは、車道が大きい石、歩道が細かい石。

旧市街の車が入れない小さな通りも、同じ構成。

プラハ城の前

カレル橋の上も石畳

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