関節リウマチとオプジーボ

先日、がん治療薬「オプジーボ」の開発に繋がる発見で本庶佑氏がノーベル生理学賞を受賞された。

自分ががん家系でないこともあり、恥ずかしながら「オプジーボといえば、とても高価な薬!」という認識しかなかったのだが、オプシーボは免疫細胞の働きを強めてがんを退治する薬だという。

 

小野薬品のこちらのサイトによると

オプジーボは、T細胞のPD-1と結合して免疫の働きにブレーキがかからないようにする「免疫チェックポイント阻害薬」です。
オプジーボが血液に入ると、T細胞のPD-1と結びつくことでがん細胞との結合が阻害され、かけられたブレーキが解除されます。
こうしたオプジーボの作用によって、T細胞は、妨害を受けることなく、がん細胞を攻撃できるようになるのです。

(このサイトのPD-1とがん細胞の絵がかわいい。)

 

えー?じゃあ私のように免疫を薬で押さえている人は使えない??

読み進めると、以下の記載が。

オプジーボによる治療を受けることができない患者さん
オプジーボに含まれている成分に対して、以前、アレルギー反応(気管支けいれん、全身性の皮膚症状、低血圧など)を起こしたことがある方は、さらに重いアレルギー反応が出る可能性があるため、オプジーボによる治療は受けられません。

オプジーボによる治療を慎重に検討する必要がある患者さん
次のような方は、オプジーボによる治療を受けられないことがあります。
自己免疫疾患*にかかったことがある方
間質性肺疾患**にかかったことがある方
臓器移植(造血幹細胞移植を含む)を受けたことがある方

*:自己免疫疾患
免疫機能が正常に機能しなくなり、体が自分の組織を攻撃してしまう病気で、甲状腺機能異常症や関節リウマチ、1型糖尿病などが自己免疫疾患に含まれます。

関節リウマチ患者は使えない可能性があるようだ。

別の記事に、PD-1が働かないようにしたマウスに関節リウマチのような症状が出たという記述があるので、やはりリウマチが悪化しそうだ。

という記事を書こうと思っている間に、ノーベル化学賞も発表された
彼らの発明した手法から初めて生み出されたのがヒュミラだそう。

 

コメント

  1. まーちゃん より:

    コアラさん
    オプジーボ興味ありますね。

    ニュースでリウマチもと一瞬聞き、
    ん!?と思いました

    今回、私は障害年金の申請をしており、
    診断書を主治医に書いてもらうよう説得を試みました。本人がもってこいなと言っていたのにもかかわらず、はなしが二転三転、もともとちゃらんぽらんなひとなのでカチンとくることが多く、衝突ばかりです。
    かなりのストレスでした。
    その後発疹と水疱ができ、あれが原因!?と思っていたら、近医に受診し、わかったのは虫刺されでした。めっちゃ痒いです。
    幸い大したこともなく、衝突した主治医とは
    ソーシャルワーカーさんに中に入ってもらいました。
    これからどうなることやら。😰

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