関節リウマチと薬と癌

関節リウマチだと癌になりにくいとか、免疫を抑制しているから癌になりやすいとか、いろいろな説を耳にする。ダンナも心配になったのか、「癌にならないか」と訊いてきたことがあった。

以下記事の最近の研究によると、免疫抑制剤などの薬で癌になるリスクは上昇しないそうだ。

生物応答調節薬(BRM)の投与を6カ月以上受けている関節リウマチ(RA)患者において、どのBRMをどのような組み合わせで用いても、偽薬または従来型の抗リウマチ薬の使用者と比較して癌リスクの有意な上昇はないことが、無作為化試験を対象にした系統的レビューとメタ分析で明らかになった。米Texas大学MD Anderson癌センターのMaria A. Lopez-Olivo氏らがJAMA誌2012年9月5日号に報告した。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/hotnews/jama/201209/526799.html

いずれにしろ、日本人の1人に1人は癌にかかり、男性は4人に1人、女性は6人に1人、癌で死ぬようですから、http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics01.htmlリウマチだからとか、薬を使っているからとか、もうあまり関係なくなってくる気もします。

男性の方が癌で死ぬ確率が高いようで…。ダンナも私の心配よりも自分の心配をしたほうが良い気がする。

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